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うるはしリング -URUWASHI RING-
日本語には「うるはし(麗し)」という美しい言葉があります。
この言葉は、古来より「清らかで調和がとれた美しさ」や「優雅さ」を表し、日本人が心の中で大切にしてきた美意識を象徴しています。そしてこの「うるはし」という言葉が「うるし」の語源になったと言われているのです。
漆は、その艶やかで深い光沢と肌の美しさから「麗し」という言葉の持つ意味そのものを体現する素材です。古語「うるはし」の響きと意味が、漆という素材と技術に託され、時代を超えて受け継がれてきたようにも思えます。
この美しい繋がりを現代に蘇らせたいという思いから、「うるはしリング」が誕生しました。漆の自然で優雅な輝き、受け継がれてきた伝統的な技、そして、「うるはし」から「うるし」が生まれた歴史の深みと日本人の美意識、それらすべてがこの指輪に込められています。
長年触れてきて、漆には心を豊かにし包み込んでくれる力があると感じます。だからこそ余裕のない現代のライフスタイルに届けたいのです。
忙しい日々の中でも、ふと手元を見たときに古代との繋がりを感じ心が安らぐような存在になれたら幸いです。
動画撮影・編集:Nik van der Giesen


花:花 安藤


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うるはしリングは華奢な姿をしていますがすぐ割れたりすることはありません
それは伝統的なお椀と同じ工程を施しているからです
薄く堅牢な下地層を何層も重ね、ひとつひとつ丁寧に漆を塗っています
漆のなめらかな感触は下地の研ぎで決まります
砥石を使って研ぎ、ツルツルの石のようにしてから
刷毛で漆を塗り重ねます
薄く、フォルムを崩さないように


黒

朱

緑

黒
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オリジナルの紙箱に入れてお送りします
片手で開閉可能で、このままお部屋に置いて
リングスタンドとしても使えるよう考えました
製作:松原紙器製作所



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